高級レストラン
これはお侍が子供の頃のお話。
<高級レストラン>
父:ここは高級レストランだぞ!
俺:ワーイ!!
父:沢山オニギリ食べていいぞ!!
俺:ワーイ!!
父:種類は豊富で、おかかとシャケ!!
俺:すごーい!!2種類もあるんだね!!
この人にいちいち
突っ込みを入れると疲れるので、
基本合わせるのが兄弟の暗黙のルールである。
ここは高級レストランだ。
メニューに日本語すら書いてない。
でも俺らは突っ込まない。
何故なら親父はデビルマン並に
悪魔の力を身に付けてるからだ。
10分後
でかいお皿にたくさんのオニギリ。
高級レストランなのにオニギリ…。
出てきたものはしょうがない。
とりあえず弟と分け、オニギリをほおばる。
数ヶ月後。
父:ここは高級レストランだぞ!
俺:この間もきたよ!!
父:沢山サンドイッチ食べていいぞ!!
俺:ワーイ!!
父:種類は豊富でタマゴ!!
俺:すごーい!!1種類しかないんだね!!
ただ、この間と違うのは…
何故か俺らのテーブルに料理長が。
雰囲気からするにVIP扱いではなく
クレーマー対応って感じ。
親父はお構いなしに料理長に対し、
サンドイッチ三人前!!!と注文をする。
当然のように料理長は、
「サンドイッチはメニューにない!!!?」
と言う。
でも、親父は怯まず、
父:「サンドイッチがない?」
父:「じゃ、ヨンドイッチ!」
弟:「じゃ、ゴドイッチ!」
俺:「じゃ、ロクドイッチ!」
さすが親子である。連携抜群。
デビルマン並の悪魔の力に対抗するには、
デーモン小暮並みの悪魔の力が必要だ。
すると料理長が
「そんなに食べたいなら、お前らを材料にして
サンドビッにしてやろうか?(小暮風)」
父:「じゃ、サンドビッチ三人前!!!?(・∀・)」
料理長が知り合いじゃなきゃ
通報されてるわな…
こんな感じで、
無邪気に大暴れする。
それが親父の持ち味だった。
だから息子も変人なのです↓
あーくまのちーからー
みーにーつーけたー♪
おわれ