酷すぎる思い出2
生前の母との酷すぎる思い出。
スーツを買いに行った時の話。
予算は10万円。
早い時間に買いに行こうと思ったけど寝坊。
慌てて支度するけど寝ぼけ炸裂。
以下、時系列。
①家を出る。
②10分後、タバコとライターしか持ってないことに気付く。
③忘れ物をとりに帰る。
④母上にどうしたと聞かれ、正直に忘れ物したと答える。
⑤何を忘れたかを聞かれたので、「財布」「携帯」「家の鍵」と即答。
⑥冷蔵庫に朝食残ったままだけど、朝飯も忘れてるだろ!と突っ込まれる。
⑥私より先にボケてどうするんだ?と軽く説教される。
⑦これからどこ行くのか覚えているのか?とバカにされる。
⑧スイーツを買いに行く。と言い間違え。
⑨ダイエット中にスイーツなんて食べるんじゃない!とまた説教される。
⑩再度、予算はいくら?と聞かれ10万円と答える。
⑪10万円と答えた直後、ボラギノールA軟膏買ってこいと言われる。
⑫え?ボラギノールA軟膏?
⑬この間も代理で買ってきたけど、絶対あそこのマツキヨの店員、俺のこと「ボラちゃん」ってあだ名付けてるに違いない!
⑭お前は物忘れがひどいからボラギノールの箱持って、売ってる場所を聞けとバカにされる。
⑮あーだーこーだー言い争い後、うるさいから早く行けと追い出される。
⑯エレベータを降り1Fへ。紳士服のお店に向かう。
⑰ボラギノールの黄色い箱しか持ってないことに気付く。
⑱忘れ物を取りに家に戻る。
⑲スーツとボラギノールの箱は物々交換なんてできるわけねーだろとまた説教が始まる。
⑳また家を追い出される。
んで、ようやくスーツを購入出来ましたとさ。
めでたしめでたし。
ろくな思い出がない...