お侍ちゃんが滑ったっ!

盛大に滑りまくるネタ日記集。※芸人のお侍ちゃんではありません。

野毛山動物園で人間を観察する巻

※孔雀放し飼いをしてた時の日記になります。
 今は放し飼いじゃないっぽい?




横浜にある野毛山動物園

ご存知でしょうか?

入園料が無料なんです。

 

ある人は言う。

無料の動物園に行く奴は貧乏人だと。

俺から言わせると、こいつは分かってねー

 
更に。雨の日で客がいないから

無料で貸切感覚を味わえるなんて

貧乏人の発想だ。だと。


俺から言わせると、こいつは人生損してる。

 

むしろ、

 

野毛山動物園に行くなら断然雨の日だ。

 

 

 

雨が降っているので

基本、檻には動物がいない。

 
それと、園内を歩いていると

気配なく孔雀が近づいてきて

 

突然、足元でクエーーーって

 

鳴き出したりするので心臓の

弱い方は気を付けた方が良い。

 


園内は人も少なく

檻の中にいる動物も少なく

歩けば歩くほど寂しさが増す。



何故、雨の日がオススメかと言うと

野毛山動物園の良いとこは

檻の裏手にある動物専用控え室を

ガラス越しに見ることができるとこ。

 
そこは屋根があるので濡れる心配はない。


人の目も少ないのでリラックスした

動物を観察できるからである。

 


と書いてみたが、本当は別の理由。


ネタが転がってるからです!


ヽ(・∀・)ノ

 
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雨の日の野毛山動物園

雨が強くなってきたので

檻の後ろ側(屋根付き)に移動。

 

<ライオンの控え室>

檻の後ろ側は各動物の控え室になっている。

ちなみにトラの隣がライオンの控え室。

 
裏手に回った途端、

地鳴りのような低い唸り声で

オスライオンが吠え始めた。

 

ふむ。

 

どうやら交尾前で興奮してるっぽい。

ライオン語が分かる俺が通訳すると

 
「俺、やるよ、やってやんよ!」


いけ!男を見せてやれ!

俺に勇姿を見せてくれ!

 
一部始終を見守ろうと思ったが

ベストポジションを老夫婦に取られ

全体を見回すことが出来なかった。


場所を少し移動し中の様子を覗き込む。

オスライオンがうつ伏せ状態の

メスライオンにまたがったその時、

 
お婆ちゃんがお爺ちゃんに呟いたのを

俺は見逃さなかった。

 
何でも気になるお年頃の俺は

いつもの読唇術!

 


フガフガ フガフガ  フガガ!

 

…。

 

お婆ちゃん…

入れ歯忘れてない?

何言ってるかわかんね…

 

でも、



お爺ちゃんには通じてるみたいで

急に肩の力が入り全身が硬直。

 
お爺ちゃんはライオンの行為から

まったく目を反らさない。

 


ここで想像してください。

 


交尾中のライオンを

凝視している夫婦を

凝視している俺の図

 


そして

ライオンの交尾が終わる。


開始から30秒…


メスライオンはアクビをし

何事もなかったかのように

眠りにつく。

 
オスライオンはまだ息が

整わずゼーハーゼーハー


もし、出来るのであれば

このあとオスライオンと一緒に

養老乃瀧に行って酒でも飲みながら

反省会をしたい。

 

お爺ちゃんだが

ライオンの行為が終わったあとも

暫く硬直したまんまだった。


お婆ちゃんの呟きが

気になって仕方がない…

 

とりあえずその場を移動。

 
途中、孔雀に絡まれるが

次の目的地に向かうのであった。


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フガフガ フガフガ フガガ


お侍の素敵なところは

人の影響を受けやすい点だ。

 
もし、貴女が俺色に染まることがあれば、

大抵近所のおっちゃんかおばちゃんの

二番煎じなのでご注意頂きたい。




お婆ちゃんのフガフガが移って

フガフガしながら歩いていたら

孔雀に喧嘩うられたので口喧嘩。

 

クエーー

フガフガ

 

クエーー

フガフガ

 

勝負はつかない。

 

暫くすると孔雀は飽きたのか

どっかにいってしまった。

 

 

しょうがないので…

 

 

出口方面にてくてく歩いていたら、

コース外から鉄の柵を乗り越え

園内に入ろうとしている

おじちゃんがいた。

 

 

とりあえず観察。

 

 

おじちゃんは1メートルくらいの柵を

乗り越えようとして片足を上げるが

20センチも上がってない。

 

それと、気合いのためかは分からんが、

足を上げるタイミングで必ず声を上げる。

 

 

 

あーーーっ!!

 

 

 

更に、よくよく見るとおじちゃんの

後ろにはパンチパーマで無表情の

おばちゃんが立っていた。

 

 

※おじちゃんが足を上げる。

 

 あーーーっ!!

 

 おばちゃんは無表情。

 

 俺は フガフガ。

 

 ※に戻る。

 

 

 

なんだこれ?

 

 

 

おじちゃんは何度も果敢に足を上げ、

園内に入ろうと試みるがことごとく

失敗する。

 

チャレンジ10回目あたりから、

おじちゃんの気合いの掛け声に

変化があらわれてきたのであった。

 

※おじちゃんは足を上げる。

 

 あん💓

 

 おばちゃん 無言でドヤ顔。

 

 俺は・・・

 

 

 

あ、ちょっと待って!

 

ストップ ストップ!

 

 

いろいろ突っ込みたいけど、

 

何でおばちゃん

 

俺を見てドヤ顔するん?

 

 

 
 

 

 

 

 

戻れなくても もういいの

 

くらくら燃える 地を這って

 

あなたと 越えたい 

 


あえぎ~ごえ~

 


あん あん💓(おじちゃん)

 

ドヤ顔(おばちゃん)

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

勝負もしてないのに

 

なんなんだこの敗北感は…